マンU苦戦の原因は前任者の名残り? モウリーニョ監督が友人にこぼした愚痴とは…

スピード感が“モウ・スタイル”の生命線

 バルセロナ時代には、ファン・ハール氏のアシスタントコーチを務めた経験を持つモウリーニョ監督だが、独り立ちしてからは自らの哲学を前面に押し出したチーム作りを進めてきた。エンターテインメント性には乏しいものの、相手の守備組織が整う前に仕留めるスピード感がモウリーニョサッカーの生命線。その意味で、前任者の哲学が壁になっているということなのだろうか。

 昨季、チェルシーでシーズン途中に解任されたモウリーニョ監督にとって、今季はプレミアリーグでの捲土重来を期して臨むシーズン。その序盤戦で成績が伴わないイライラもあるのだろうが、自身の流儀にチームを染め上げるのに思っていたよりも苦戦している模様だ。はたして“スペシャル・ワン”は、前任者の色を取り払ってユナイテッドを立ち直らせることができるか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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