42歳を迎えた中村憲剛、現役時代の“役者ぶり”に再脚光 川崎で築き上げた栄光にファン「日本のレジェンド」「一流すぎる」

元日本代表MF中村憲剛氏(※写真は2020年に撮影されたものです)【写真:Getty Images】
元日本代表MF中村憲剛氏(※写真は2020年に撮影されたものです)【写真:Getty Images】

10月31日に42歳の誕生日、「DAZN」が過去のプレー動画を公開

 元日本代表MF中村憲剛氏は、現役時代に川崎フロンターレ一筋だったバンディエラだ。そんな中村氏が10月31日に42歳の誕生日を迎えると、スポーツチャンネル「DAZN」の公式YouTubeチャンネルが名手の現役時代をプレイバックし、ファンから「日本のレジェンド」「一流すぎる」とコメントが寄せられている。

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 中村氏は2003年に中央大学から当時J2の川崎に加入し、04年にはチームのJ1昇格に貢献。以降はJ1の強豪に成長していくチームを大黒柱として支え続け、16年にはJリーグMVPを受賞した。翌17年にはJ1初優勝を成し遂げ、18年にはJ1連覇の偉業も達成。そして19年にはクラブ初のルヴァンカップ優勝も経験している。

 20年シーズン限りで現役を引退し、現在は川崎フロンターレリレーションズオーガナイザーや解説者、ロールモデルコーチ、登録制度改革本部の「JFA Growth Strategist(JFAグロース・ストラテジスト)」など、さまざまな役職で活躍の場を広げており、22年3月15日にJリーグ特任理事にも選任された。

 そんな中村氏の現役時代のプレーをスポーツチャンネル「DAZN」が、42歳の誕生日を祝して公式YouTubeチャンネルで「日本サッカー史に名を刻む名手」とプレイバック。美しい軌道を描くセットプレーの数々、あらゆる体勢から放たれる長短のスルーパスは一級品だ。

 晩年には左膝前十字靭帯損傷、左膝外側半月板損傷の重傷を負った中村氏だが、それでも懸命なリハビリの末にピッチへ復帰。日本代表MF三笘薫(現ブライトン/イングランド1部)のパスから生まれた自身の40歳の誕生日に挙げた決勝弾(2020年10月31日FC東京戦/2-1)はファンの記憶に色濃く刻まれている。

 引退から約2年が経っても色褪せない卓越したプレーの数々に、ファンが「ピッチ内外共に憲剛の存在は大きかった」「日本のレジェンド」「プレー、人柄ともに一流すぎる」「崩し上手すぎる」「サッカーが本当に好きなのが伝わってかわいい」と改めて凄さを実感した映像となっている。

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