J1参入プレーオフ2回戦は「熊本×山形」に決定 山形が3-0勝利で岡山相手に“下剋上”

先制ゴールを決めたFWディサロ燦シルヴァーノ【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めたFWディサロ燦シルヴァーノ【写真:Getty Images】

前半5分にディサロの一撃で先制し、後半にも着実に追加点

 J2モンテディオ山形は10月30日、J1参入プレーオフ1回戦でファジアーノ岡山と対戦。開始5分で先制点を奪い、後半にも加点して3-0で2回戦へ駒を進めた。

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 J2リーグの戦いを6位で終えた山形は、3位岡山のホームであるシティライトスタジアムに乗り込んだ。勝たないといけない状況で、序盤で先制点を奪ってみせる。

 前半5分、MF山田康太のスルーパスにFWディサロ燦シルヴァーノが抜け出し、ペナルティーエリア内に持ち込む。一度は相手GK堀田大暉にシュートを防がれたが、こぼれ球に素早く反応して左足で押し込み、先制点をもたらした。

 1点ビハインドの岡山も後半2分、左サイドのスローインからDF徳元悠平が投げ込んだボールにDF柳育崇が頭で合わせるも、相手GK後藤雅明の好セーブで同点とはならなかった。

 すると、後半30分に山形が再びスコアを動かす。左サイドから攻め、DF川井歩がゴールライン際をえぐって中央へ折り返し。これを途中投入されたFWデラトーレがヘディングシュートを決めて、追加点を奪った。

 さらに、山形は後半35分にもコーナーキックの流れから最後はFWチアゴ・アウベスが押し込んでゴール。一度は副審がオフサイド判定をしたかに思われたが、主審が得点を認めて、3-0となった。試合はそのままタイムアップを迎え、2015年以来となるJ1昇格を目指す山形が3-0で勝利した。

 13時5分キックオフの同じ1回戦でロアッソ熊本が先に2回戦進出を決めており、11月6日に決勝戦への切符を懸けて対戦する。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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