伊メディアが本田のライバル称賛 「とげのあるプレーで相手を刺し、バッカに華麗なアシスト」

敵地サンプドリア戦で決勝アシストのスソ、本田とのポジション争いでも優位に

 ACミランは16日の敵地サンプドリア戦で1-0と勝利。日本代表FW本田圭佑からポジションを奪っている元U-21スペイン代表MFスソは後半40分に決勝アシストを記録し、イタリア地元紙から「壮麗なアシスト」と最高評価を手にしている。この日、18歳のMFマヌエル・ロカテッリが途中出場を果たすなか、この日出番のなかった本田は開幕4試合中3試合で全くプレー機会を得られず、ミランでの序列は急落している。

 チームは2連敗のなかサンプドリア戦を迎え、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督にとっても負けられない古巣との対決であり、指揮官は前節ウディネーゼ戦の後半途中から起用した本田を必要としなかった。

 本田とのポジション争いで優っているスソは後半40分、相手のミスに乗じてボールを奪い、FWカルロス・バッカの決勝弾を演出。イタリア地元紙でも高い評価を受けている。

 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では、守護神ジャンルイジ・ドンナルンマ、バッカと並ぶチーム最高の「7点」という高評価をスソに与えている。今年1月から半年間サンプドリアの宿敵ジェノアに武者修行に出ていたレフティーに対し、寸評では「彼のダービーでの2ゴールは、ブルーチェルキアーティ(サンプドリアの愛称)にとって、まだ悪夢となっている。Jesusu(神にちなんだスソの愛称)は今回ゴールを決めていないが、とげのあるプレーで相手を刺し、バッカに壮麗なアシストを決めた」と大絶賛されている。

 

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