バルサ、アトレティコ、セビージャがCL敗退 名手シャビ・アロンソが“異変”に危機感「何かが間違っている」
出場4チーム中3チームがグループステージ敗退、勝ち残りはレアルのみ
ドイツ1部レバークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督がUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で出場4チーム中3チームがグループステージ敗退となった母国スペイン勢の低迷について言及した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
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2017年に現役を引退して指導者に転向したシャビ・アロンソ監督はレアル・マドリードのU-14チーム、レアル・ソシエダのBチームでの指揮を経て今年からレバークーゼンのトップチームの指揮官となった。
今季のCLでグループBに入ったレバークーゼンだったが、4試合を終えた時点で1勝3敗の最下位に沈んでいた。そして現地時間10月26日の第5節でアトレティコ・マドリードと2-2で引き分け、敗退が決まった。
そうしたなかで、シャビ・アロンソ監督はレバークーゼンとともに敗退となったアトレティコをはじめとしたスペイン勢の低迷に思うところがあるようだ。前日にグループGのセビージャ、同日にグループCのFCバルセロナも敗退が決まり、グループFのレアル・マドリードを除く4チーム中3チームが決勝トーナメントに駒を進めることができなかった。40歳の指揮官はリーガ勢に起きている異変を指摘した。
「ラ・リーガのチームが4チーム中たった1チームしか勝ち抜くことができなかった。これは何かが間違っていることを意味する」
昨シーズンはレアルが史上最多記録を更新する14回目の優勝を果たした。同時にビジャレアルも4強入りと躍進し、アトレティコもベスト8までは勝ち残っていた。13-14シーズンと15-16シーズンにはレアルとアトレティコによるマドリード・ダービーがCL決勝の舞台で実現するなどスペイン勢は絶大な存在感を示してきた。
しかし、今季はグループステージ1試合を残して3チームが大会から姿を消した。過去5度の優勝を誇るバルセロナも2年連続でグループステージ敗退だ。母国クラブの低迷はアロンソ監督にとっても気がかりになっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)