新潟の優勝&自動昇格2チームが決定 残すはJ1参入プレーオフ争いラスト1枠、3チームが運命の一戦へ

J2は優勝と残留争いが決着(写真はイメージです)【写真:高橋 学】
J2は優勝と残留争いが決着(写真はイメージです)【写真:高橋 学】

6位徳島、7位仙台、8位山形が6位入りを懸けて争う

 J2リーグは10月15日と16日に各地で第41節の試合が行われ、自動昇格争いと残留争いに決着がついた。そして、運命の最終節へ向け、J1参入プレーオフ圏内のラスト1枠を巡る争いも絞り込まれている。

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 今節は上位陣が揃って星を落とした。すでに昇格を決めていた首位のアルビレックス新潟が東京ヴェルディ、2位の横浜FCがツエーゲン金沢、3位のファジアーノ岡山がブラウブリッツ秋田にそれぞれ敗北。そのため、残り1試合では逆転できない勝ち点差がついてる3チームの順位が入れ替わることはなく、新潟のJ2優勝と横浜FCと合わせた両チームが来季のJ1に自動昇格することが決まった。

 また、残留争いではボーダーライン上の直接対決で20位のザスパクサツ群馬が21位のいわてグルージャ盛岡に大勝。これで両者の勝ち点差は8に開き、群馬の残留と盛岡の21位以下が決まった。また、最下位のFC琉球も残留のためには群馬の敗戦が絶対条件だったが、この結果で21位以下が確定。試合もジェフユナイテッド千葉に敗れた。

 両者は自動降格圏の2チームとしてリーグ戦を終了することが決まったが、J3で首位のいわきFCに来季のJ2ライセンスが発行されるかは未定のため、最下位でシーズン覆えるかどうかの最終節が来季の運命を変える可能性が残っている。

 そして、J1参入プレーオフ圏内の3位から6位を巡る争いでは、岡山の3位が決定。4位のロアッソ熊本と5位の大分トリニータは勝ち点1差の最終節となり、この結果によって1回戦のホーム開催がどちらになるか決まる。重要性の高いラストゲームが待つことになった。

 混戦の6位争いでは、ベガルタ仙台が熊本に2-1で勝利する意地を見せ、モンテディオ山形は大分に3-0で快勝。さらに徳島ヴォルティスは大宮アルディージャを3-1で下した。この結果、勝ち点62で徳島と仙台が並んで得失点差で徳島が6位、山形が勝ち点61の8位となり、最終節の6位争いはこの3チームに絞られた。

 そのラストマッチでは、なんと山形がホームに徳島を迎え撃って直接対決する。また、仙台は秋田とのアウェーゲームが待つ。そのため、徳島は勝利すれば無条件で6位となるが、仙台が勝利して勝ち点を65に伸ばすと、徳島と山形のゲームが引き分けか山形の勝利の時は仙台が6位の座を手にする。東北の日本海側で行われる2試合は、3チームの運命を決めることになる。

 10月16日には、天皇杯でヴァンフォーレ甲府がJ2勢として優勝して大きな話題を呼んだ。甲府はFC町田ゼルビアとの今節が19日に延期され、最終節は全試合が23日の14時キックオフで一斉開催となる。

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