岡崎屈辱… レスター史上初のCLブルージュ戦でベンチ外もチームは3-0勝利

カウンターサッカーは欧州の舞台でも健在

 後半に入ってもレスターらしく戦いきる。15分に連動したプレスから相手のパス回しがもたついたところをヴァーディが奪って飛び出すと、ペナルティーエリア内で相手GKのファウルを誘発。これをマフレズが落ち着いて成功させて決定的な3点目を奪った。

 その後はブルージュの攻勢を浴び、ゴールポストに救われる場面もあったものの、粘り強く無失点でしのぎ切って、アウェーながらもCL初戦で勝ち点3を確保した。

 格下のベルギー勢相手にボール支配率は41%と空け渡しながら、総シュート10本に対して7本を枠内に飛ばすなど、レスターの独特のスタイルは欧州の舞台でも健在だった。2000-01シーズンのUEFAカップ以来となる欧州カップ戦勝利を飾った。一方、鳴り物入りで加入したスリマニは得点こそなかったものの勝利に貢献したため、岡崎としてはポジション争いで苦境に立たされたことは確かだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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