日本人選手が欧州リーグで躍動! 鎌田大地がPK2発、遠藤航や上田綺世もゴール 前田大然が今季初得点、香川真司がCK直接弾

フランクフルト鎌田大地、シント=トロイデン香川真司、シュツットガルト遠藤航【写真:ロイター & (C) STVV】
フランクフルト鎌田大地、シント=トロイデン香川真司、シュツットガルト遠藤航【写真:ロイター & (C) STVV】

日本代表組が存在感、香川もスーパーゴールで勝利に貢献

 欧州各国リーグの試合が現地時間10月15日に行われたなか、ドイツ1部ではフランクフルトMF鎌田大地と同シュツットガルトMF遠藤航がゴールを決め、日本代表コンビが存在感を発揮。またスコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然が今季初ゴールを挙げ、ベルギー1部ではシント=トロイデンのMF香川真司がコーナーキック(CK)から直接ゴールを叩き込むなど日本人が躍動した。

 フランクフルトはブンデスリーガ第10節でレバークーゼンと対戦し、スタメン出場した日本代表MF鎌田大地が前後半にペナルティーキック(PK)で2ゴールをマーク。今季6ゴール目をマークした鎌田はブンデス自己最多得点を更新するなど好調をキープし、5-1の勝利に貢献した。

 一方、第10節ボーフム戦でスタメン出場した遠藤は、3-1とリードして迎えた後半26分にセットプレーのこぼれ球に反応し、今季2ゴール目をマーク。これがダメ押し弾となり、チームは4-1と勝利して待望の今季初白星を手にした。

 またスコットランド1部セルティックはリーグ第11節のハイバーニアン戦で6-1と完勝。日本代表MF旗手怜央がスタメン出場し、後半頭から前田、同25分から日本代表FW古橋亨梧が途中出場したなか、前田が終了間際にネットを揺らして待望の今季初ゴールをマークした。

 ベルギー1部シント=トロイデンは同日のリーグ第12節でシャルルロワと対戦。スタメン出場した10番MF香川真司が前半12分にコーナーキック(CK)から直接ゴールを決めて今季2ゴール目をマークした。FW岡崎慎司もアシストしており、試合も2-1と勝利している。

 同じくベルギー1部セルクル・ブルージュはオイペンと対戦し、5-1と完勝。2-0とリードして迎えた前半39分、スタメン出場した日本代表FW上田綺世が右足シュートを叩き込み今季3ゴール目を挙げ、チームは後半に2ゴールを追加して危なげなく逃げ切った。

 11月にカタール・ワールドカップ(W杯)を控える日本代表。負傷離脱しているFW浅野拓磨(ボーフム)、DF板倉滉(ボルシアMG)らに加え、MF三笘薫(ブライトン)も今月14日のプレミアリーグ第11節のブレントフォード戦で右足を痛めたと見られ暗雲が漂っていたなか、日本代表に継続招集されている鎌田や遠藤らの活躍は朗報と言えそうだ。

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