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「地獄と化したサッカー場」 インドネシアリーグ大暴動の衝撃拡大…死者150人、警察がファン鎮圧「恐怖と完全な混乱」
アレマ対ペルセバヤ・スラバヤの試合後、サポーターと警察が衝突する大惨事発生
インドネシア1部リーグの試合後、サポーターと警察による衝突で多数の死者を出した大暴動への衝撃が広がっている。子供も犠牲になった居たたまれない惨事を海外メディアは「地獄と化したサッカー場」と驚きを持って報じた。
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前代未聞の光景は現地時間10月1日、アレマ対ペルセバヤ・スラバヤの試合後に発生した。3-2でアウェーのペルセバヤ・スラバヤが勝利すると、この結果に激怒したホームサポーターがピッチへ乱入。鎮圧しようとした警察が催涙ガスを使用して対応したため、大暴動に発展した。
医療施設は多くの負傷者へ対応しきれず、死者数は増加の一途を辿り、子供も犠牲に。米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「パニック状態のなか、多くの人が踏みつけられ、少なくとも150人が死亡した」と報道。インドネシアではこれまでにも試合会場でのトラブルが発生。クラブ間の強いライバル意識がサポーターの暴力行為につながることもあったといい、今回も同様のケースとなった可能性もある。
この一報は瞬く間に全世界に広がり、各国メディアが続々と報道。韓国紙「朝鮮日報」は「地獄と化したサッカー場…インドネシアで群衆暴動が発生」と見出しを打ち、「インドネシアのサッカーリーグは1週間の中断を余儀なくされた。インドネシアサッカー協会(PSSI)は調査に乗り出す予定だ」と、大惨事の余波を報じている。
さらにSNS上ではピッチ上での大暴動シーンが拡散され、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の番組「Sports Center」公式インスタグラムがその光景を公開。「スタジアムでの恐怖と完全な混乱の画像:インドネシアで多数の人が死亡した悲劇」と綴られた投稿には、「クレイジーだ」「サッカーが悲しんでいる」「なぜこんな事態に?」「サッカーは暴力ではない」など驚きの声が広がり、サッカー場で起きた惨事が全世界で問題視されている。