ミラン監督が非情通告! 2戦連続で先発落ちの本田より「スソを好んでいる」

ウディネーゼ戦前日会見でモンテッラ監督が断言 「重要な選手だが…」

 ACミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は11日の本拠地ウディネーゼ戦の前日記者会見に臨み、開幕2試合連続でスタメン落ちで出番のない日本代表MF本田圭佑に対して非情通告を行った。右ウイングの定位置を与えている元U-21スペイン代表MFスソを引き合いに出し、「スソの方が好き」と断言している。

 栄光の背番号10を与えられた本田は、2試合連続でベンチを温めており、昨季途中に「パンキナーロ(ベンチ要員)」とイタリアメディアに命名された苦境に再び陥っている。

 本田自身は日本代表のワールドカップ・アジア最終予選の合宿中に「確かに序列のスタート地点、今までと何が変わったかというと、僕が契約満了に近づいてきている選手ということになってきて低い」と自己分析していた。昨季1得点3アシストという低調なパフォーマンスではなく、残りの契約期間の短さが出場機会減少の理由と主張していた。

 前節ナポリ戦(2-4)でFWエムベイエ・ニアングとMFユライ・クツカが退場処分となり、このウディネーゼ戦は出場停止となっている。フィオレンティーナ監督時代の愛弟子で、移籍市場最終日に獲得したチリ代表MFマティ・フェルナンデスも代表戦で負傷。全治1カ月と診断されている。

 チームがこうした危機的状況となっているなかで、本田はハリルジャパンでの戦いを終えてミランに帰ってきた。日本とタイで1試合ずつを戦い戻ってきた背番号10について、モンテッラ監督は次のように語っている。

 

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