南野拓実はレギュラーへラストチャンス!? 日本代表OBのエクアドル戦「スタメン予想」

栗原勇蔵氏がエクアドル戦にスタメンを予想【画像:FOOTBALL ZONE編集部】
栗原勇蔵氏がエクアドル戦にスタメンを予想【画像:FOOTBALL ZONE編集部】

【専門家の目|栗原勇蔵】南野はサイドではなく、中央での起用しかない

 森保一監督率いる日本代表は9月27日、ドイツ・デュッセルドルフでのキリンチャレンジカップ第2戦でエクアドル(FIFAランキング44位)と対戦する。ついに、今年11月のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けたメンバー発表前ラストゲーム。元日本代表DF栗原勇蔵氏に見どころを訊いた。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

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 森保ジャパンは9月23日に行われたアメリカ戦で2-0と勝利。GK権田修一(清水エスパルス)が怪我、DF冨安健洋(アーセナル)がクラブ事情で途中離脱したなか、中3日で迎えるエクアドル戦に向けて、森保監督は前日会見で「アメリカ戦とは先発全員入れ替えて試合に臨みたい」と“総入れ替え”を明言した。

 システムは4-2-3-1を継続すると、GKはシュミット・ダニエル(シント=トロイデン)、最終ラインはDF山根視来(川崎フロンターレ)、DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)、DF伊藤洋輝(シュツットガルト)、DF長友佑都(FC東京)がベースだと栗原氏は予想する。

「GKはまずシュミットでしょうね。最終ラインは冨安が外れたこともあって、谷口が入るでしょう。(センターバックに吉田)麻也を使う線もあるかと思いましたけど、総入れ替えなら伊藤か瀬古歩夢ということになるでしょうね。谷口は安定しているし、計算できる。その相棒は伊藤と瀬古を45分ずつの可能性もあるかもしれません。両サイドは山根と長友になりそうです」

 ダブルボランチはMF田中碧(デュッセルドルフ)とMF柴崎岳(レガネス)。攻撃陣は2列目にMF堂安律(フライブルク)、MF南野拓実(ASモナコ)、MF相馬勇紀(名古屋グランパス)、1トップはFW古橋亨梧(セルティック)か。

「好調の堂安はスタメンで堅いとして、左サイドは三笘をスタートから使う案もあると思いますけど、相馬にワンチャンス与える気がします。FWは難しいですね。ただ、コンディションが問題なければ古橋しかいないでしょう」

 気になるのは南野の起用法だ。左サイドで使うのは現実的ではなく、中央しか生きる道はないと栗原氏は指摘する。

「伊東、三笘、相馬らを選んでいることも分かるように、サイドにはああいう(個人で突破できる)選手を求めている。南野は違うタイプなのでサイドは基本ないし、中央でゴールに近い位置にいないとやれるイメージがない。南野の代表内での立ち位置は外部からは分からない部分がありますけど、ゲームの中での貢献度は落ちてきています。ゲームでどう力を出せるか。それをアピールするためには大事な試合。ここで結果を出してほしいし、出さないといけない」

 エクアドル戦はカタールW杯の登録メンバー発表前ラストゲーム。栗原氏は、「選手は必死にアピールするはず。いいプレーが見れるはずだし、チームのために何ができるか見れるはずです」と各選手のアピールに期待を寄せていた。

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栗原勇蔵

くりはら・ゆうぞう/1983年生まれ、神奈川県出身。横浜F・マリノスの下部組織で育ち、2002年にトップ昇格。元日本代表DF松田直樹、同DF中澤佑二の下でセンターバックとしての能力を磨くと、プロ5年目の06年から出場機会を増やし最終ラインに欠かせない選手へと成長した。日本代表としても活躍し、20試合3得点を記録。横浜FM一筋で18シーズンを過ごし、19年限りで現役を引退した。現在は横浜FMの「クラブシップ・キャプテン」として活動している。

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