日本代表のファンサービスが大盛況! 久保建英の隣に“意外な人物”「こんな姿ファンが見たらショック!」と記者も苦笑

子供たちとの集合写真に収まる選手たち。この時は誰も爪先立ちしていないが…【写真:FOOTBALL ZONE編集部】
子供たちとの集合写真に収まる選手たち。この時は誰も爪先立ちしていないが…【写真:FOOTBALL ZONE編集部】

【日本代表・取材記】ドイツ在住日本人の子供たちを相手に写真撮影会とサイン会実施

 ドイツ滞在もちょうど中間地点となる9月24日。これまで晴天が続いていたが、この日は曇り空。時折、ほんのわずかだが、雨も降るような気候だった。前日に日本が快勝したことを受けて、今朝は初めてホテルで朝食をとることにした。一食当たり10ユーロ(約1400円)だと思っていたら、8ユーロ(約1120円)で済むことが分かり、少し得した気分で食堂へ入る。

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 滞在するホテルには、年配の方が多く泊まっている。家族連れやカップルもいるが少なく、日本人は今のところ見ていない。空席が多いことを確認して食堂が閉まる10時半まで、パソコンで作業をしてもいいかと聞くと、食堂のおばちゃんは「ノー・プロブレム」と、笑顔で返してくれた。以前、DF吉田麻也が「ドイツは英語が思った以上に使えて、言葉を覚えるのに時間がかかりそう」という話をしていたが、英語が使えれば、観光するにもほとんど苦労しなさそうだ。

 午前中は、日本との連絡やり取りと原稿執筆をしている間に、あっという間に過ぎていった。カタール・ワールドカップ(W杯)を取材する人たちは、ほとんどがすでに宿を抑えているのだが、実は僕はまだ抑えていない。アパートを借りて、一緒に滞在してくれる人を求めていたのだが、どうやら1人見つかりそうだ。それよりも、まだ宿を確保していない仲間がいたことに、ちょっとホッとした(笑)。

 記者仲間から日本代表が練習前に、インターナショナルスクールの日本人の子供たちを相手に写真撮影会とサイン会を行うことを教えてもらう。ギリギリまで作業をしていたので、久しぶりに「FREE NOW」を使い、白タクで日本代表の練習会場に向かった。

 練習会場には多くの日本人が集まり、大賑わい。選手たちが到着すると大歓声が上がった。ピッチ上では、子供たちが選手たちにサインをもらうためにユニフォームや色紙、サッカーボールなどを手にして、選手たちとの触れ合いを心待ちにしている。

 小さい子供たちから、中学生くらいまでが、順番に選手たちと集合写真に収まっていく。女子中学生のグループと写真を撮影する時だった。カメラマンが「1、2のハイ、撮りまーす!」と声をかけた時、左サイドバックのポジションを競うDF中山雄太とDF長友佑都が、ほとんど同時に背伸びをした。2人の近くには、長友と身長が同じくらいの女の子がいたため、少しでも背を高く見せようとしたのだろう。かつて、セレッソ大阪番をしていた頃、チームの集合写真撮影に居合わせたことがあったが、その時もMF香川真司とMF乾貴士が同じように、シャッターが切られる直前に背伸びをしていたことを思い出した。日本代表に選ばれるには、こういうところのこだわりも大事なのかもしれない。

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