森保ジャパンに困惑、嘆きの米メディアが“条件付き”で太鼓判「W杯対戦国に大きな問題を引き起こす」
日本に0-2敗戦、米メディア「日本は非常にいいチーム」
森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は9月23日、ドイツ・デュッセルドルフでのキリンチャレンジカップでアメリカ(同14位)と対戦し、2-0と勝利を収めた。米放送局「NBCスポーツ」は「バラバラで混乱していた」と母国チームの敗戦を嘆いた一方、森保ジャパンについて「熟練FWがいれば、W杯対戦国に大きな問題を引き起こす」と太鼓判を押している。
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アメリカ戦で4-2-3-1システムを採用した日本は、MF鎌田大地(フランクフルト)とMF三笘薫(ブライトン)のゴールで2-0と勝利。「憂慮すべき敗戦」と報じたのは米放送局「NBCスポーツ」だ。
MFクリスチャン・プリシッチ(チェルシー)ら数人の主力が負傷欠場していた影響もあり枠内シュートゼロに終わり、「バラバラで混乱しているように見えた」と指摘。なす術なく敗れた母国チームについて「日本のハイプレスにアメリカは困惑し、彼らはプランBを持っていなかった」と肩を落としている。
その一方、「日本は非常にいいチームで、アメリカが今パニックになる時ではないだろう」と森保ジャパンを称え、11月に控えるカタール・ワールドカップ(W杯)を展望。「W杯で日本はスペイン、ドイツ、コスタリカと対戦する非常にタフなグループに入っており、スペインやドイツの強豪国と互角に戦おうとしている。もし日本に熟練FWがいれば、W杯対戦国に大きな問題を引き起こすだろう。中盤は非常に洗練かつ整然としており、ハイプレスで大きな問題を引き起こす」と分析している。
アメリカ戦を終えた日本は27日にエクアドル戦を予定。その後、11月上旬頃の本大会メンバー発表を経て、同月17日に最後の調整試合となるカナダ戦が組まれている。森保ジャパンの1トップに長らく君臨したFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)が今回の遠征メンバーから外れて1トップ問題も浮上しているなか、FW陣のラストサバイバルに注目が集まる。