“ガラスの天才”イングランド代表MFが移籍決断 ベンゲル監督は「残って欲しかった」と未練

「試合を求めていた」と指揮官も理解を示す

 エリート街道を歩んできたはずのウィルシャーは、24歳でボーンマスへと新天地を求めた。とはいえ、フランス人指揮官は「ジャックの挑戦は試合に出場するためのもの」と、決断に至った気持ちを汲み取っている。

「彼は試合を求めていた。その望みは理解できる。昨季ほとんどプレーしなかったことを忘れないためにも、ロジカルな選択だと思ったよ。2年間プレーせずに、トップレベルに戻ることはできない。今季は多くの試合に出ることが大切だ」

 アーセナルファンだけでなく、イングランド中が復活を期待する24歳のレフティーは、再びトップ水準のプレーを取り戻すことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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