岡崎の立場が異様な事態に ハリルJで先発落ちの屈辱もプレミア王者ではスタメン起用

次節リバプール戦で、英紙は岡崎とヴァーディの2トップ起用を予想

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、6日のロシア・ワールドカップ(W杯)最終予選タイ戦(2-0)で出番がなかったものの、プレミア王者では先発出場の可能性が高いようだ。英紙「ザ・サン」がプレミアリーグ第4節リバプール対レスターに向けた予想先発を公開。岡崎はイングランド代表FWヴァーディと2トップを組むと予想された。

 岡崎は開幕戦(8月13日)の敵地ハル・シティ戦(1-2)こそ新加入のナイジェリア代表FWムサに先発の座を譲ったものの、続くホーム2連戦のアーセナル戦(同20日、0-0)とスウォンジー戦(同27日、2-1)は先発。ゴールは決められなかったが、昨季同様に豊富な運動量を生かしたプレッシングと攻撃の起点となるポストプレーでチームに貢献していた。

 同紙の予想では、前節スウォンジー戦と全く同じ11人を送り出すと見られる。最後尾はGKシュマイケル、4バックは右からシンプソン、モーガン、フート、フクス。中盤は右からマフレズ、ドリンクウォーター、アマーティ、オルブライトンとフラットに並ぶ形で、2トップが岡崎とヴァーディとなる見込みだ。

 レスターは移籍市場最終日、アルジェリア代表FWスリマニをクラブ史上最高額の移籍金3000万ユーロ(約35億円)に成果ボーナス500万ユーロ(約5億9000万円)で獲得。クラウディオ・ラニエリ監督も、次節リバプール戦でスリマニのメンバー入りを示唆している。岡崎にとってはムサに続く強力なライバルが加わった形だが、現時点では昨季リーグ初制覇に貢献した侍ストライカーがポジション争いを一歩リードしている。

 

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