ミラン本田に追い風? 今夏加入のチリ代表MFが左太もも裏を痛め全治1カ月の離脱へ

モンテッラ監督の愛弟子フェルナンデスがW杯南米予選で負傷

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、今季リーグ戦2試合連続の出番なしで、地元紙ではヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の構想外と報じられているが、定位置奪取に追い風が吹くかもしれない。今夏の移籍市場最終日の8月31日に、ミランがフィオレンティーナから獲得したチリ代表MFマティ・フェルナンデスが、左太もも裏の肉離れで全治1カ月の離脱を余儀なくされる可能性が浮上している。チリ地元紙「ラ・テルセーラ」が報じている。

 マティ・フェルナンデスは、6日のロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選のボリビア戦で後半9分から途中出場し、わずか10分間で途中交代を余儀なくされた。同紙によると、フェルナンデスは3月にも同じ箇所を故障しており、全治1カ月の重傷だった。今回も同様の長期離脱となる危険性が高まっている。

 移籍市場最終日のミランは、それまでの“格安補強路線”から突如としてイングランド代表MFジャック・ウィルシャーやスペイン代表MFセスク・ファブレガスなど、ビッグネームにオファーを乱発。現地メディアで「時間の無駄」と酷評される戦略に打って出たが、連続して玉砕。最終的にはフィオレンティーナ時代にモンテッラ監督が指導した愛弟子フェルナンデスを、タイムリミット直前に獲得していた。

 

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