ソン・フンミンの「笑顔が消えた」 昨季プレミア得点王の8戦ノーゴールの“異変”に英注目「何が起きている?」
昨季プレミアでアジア人初の得点王獲得、今季はここまで公式戦8試合連続ノーゴール
昨シーズンのプレミアリーグ得点王、韓国代表FWソン・フンミン(トッテナム)が苦しんでいる。今季8試合に出場してノーゴールが続くストライカーの異変について英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「何が起きている?」「笑顔が消えた」と伝えている。
2021-22シーズンのプレミアリーグで23得点を挙げ、アジア人で初めてプレミアリーグ得点王のタイトルを獲得したソン・フンミン。アントニオ・コンテ監督からの信頼も厚く、イングランド代表FWハリー・ケインと並ぶトッテナムの攻撃の中心を担う。
しかし、迎えた今シーズンは開幕から大ブレーキ。プレミアリーグ第1節のサウサンプトン戦(4-1)では左サイドからの鋭いクロスでアシストを記録したものの、それ以降も得点は「0」。現地時間9月13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ第2節のスポルティング戦(0-2)も先発起用されたが、得点はないまま後半27分に交代を告げられ、これで公式戦8試合連続ノーゴールとなった。
ソン・フンミンが最後に得点を決めたのは6月10日のパラグアイ戦(2-2)で、トッテナムでのゴールは5月22日のノリッジ戦(5-0/2得点)まで遡ることになる。
韓国代表FWの不振について「スカイ・スポーツ」は「ソンに何が起きているんだ?」と特集。「彼の非常に高い基準からすると何かがずれている」「(スポルティング戦で)デヤン・クルゼフスキとの交代でピッチを去る時、彼はさみしげな表情を見せた。ソンの特徴でもある笑顔が消えた」とその様子を伝えている。
カタール・ワールドカップでも韓国代表のエースとしての活躍が期待されている男は再び笑顔を取り戻すことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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