レアルMFバルベルデの一撃をラ・リーガや海外メディアが激賞

　スペイン1部レアル・マドリードは、現地時間9月11日のリーガ・エスパニョーラ第5節でマジョルカと対戦し、4-1で逆転勝利を収めた。逆転劇の口火を切ったウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデの“1人カウンター弾”をリーグ公式や海外メディアが激賞している。

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　開幕4連勝と好調をキープするレアルは、6日のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第1節セルティック戦（3-0）で負傷したフランス代表FWカリム・ベンゼマが欠場。エース不在も影響してペースが掴めずにいると、前半35分にFWベダト・ムリキに先制ゴールを奪われたなか、嫌な流れを断ち切ったのがバルベルデだった。

　前半アディショナルタイム、マジョルカの攻撃を防いだレアルはベルギー代表GKティボー・クルトワがボールをキャッチし、目の前のスペイン代表MFダニ・セバージョスへボールを預ける。セバージョスも数メートル前にいたバルベルデにすぐさまボールを渡すと、そこからバルベルデが魅せる。

　レアル自陣中央からボールを持ち運び、ハーフウェーライン付近で一気にスピードアップ。緩急をつけたドリブルで相手3人の包囲網を突破すると、そのまま相手ゴール前まで侵入し、右から中央にドリブルで切れ込んで左足の強烈なミドルシュートを放つ。見事な一撃がゴール左上に突き刺さり、1人で約50メートルのカウンターを成立させた。

　後半に入るとレアルの攻撃ギアが上がり、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、ブラジル代表FWロドリゴ、今夏加入のドイツ代表DFアントニオ・リュディガーの一撃で4-1と逆転勝利を収めている。

　バルベルデのゴールに注目が集まり、リーガ・エスパニョーラの公式ツイッター日本語版は「衝撃的なプレーをやってのけた！」と絶賛。米スポーツ専門局「ESPN」エクアドル版の公式ツイッターも「バルベルデのファンタスティック弾」と伝えている。またオーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」の公式インスタグラムは「なんて走りだ。なんて一撃だ」と激賞した。SNS上でも「1人独走カウンターえぐすぎる」「速すぎる！」「デ・ブライネ化？」と賛辞が並んでいる。