“名門”東京Vが新たな挑戦! マンCも参入する「e-sports」に日本のプロスポーツ団体として初参戦へ

全世界の競技者人口は1億人以上! 新時代のプロスポーツに欧州のビッグクラブも注目

 J2の東京ヴェルディが8日、マンチェスター・ユナイテッドをはじめとした世界的なビッグクラブも参入の動きを見せるなど、近年急成長を遂げる新たな競技「e-sports」に、日本国内のプロスポーツ団体として初めて参戦することが分かった。

 「e-sports」とは、コンピューターゲームやテレビゲームでの対戦型のゲーム競技のことで、「エレクトロニック・スポーツ」を省略した呼び名。1990年代後半から欧米を中心に高額な賞金がかけられた世界規模の競技大会が開催され、一気に競技者人口を増やしてきた。現在は全世界で1億人以上の競技者を抱え、大規模な大会では7500万人以上の視聴者数を記録するなど、欧米ではすでにプロスポーツの新たなカテゴリーとしてマーケットを形成している。

 サッカーゲームの『FIFA』をはじめ、格闘ゲームやシューティングゲームなど実施されるゲームの種類は多岐に渡る。今年3月にはFIFA主催で『FIFA』を競う大会が開催されており、優勝者は賞金2万ドル(約200万円)が授与され、バロンドールの式典でも表彰される。

 また、今年に入ってから欧州の有力サッカークラブが続々と「e-sports」に参戦。イングランドのプレミアリーグからはマンチェスター・シティとウェストハム、ドイツのブンデスリーガからは内田篤人が所属するシャルケとヴォルフスブルク、スペインのリーガ・エスパニョーラからはバレンシア、そしてトルコからベジクタシュが参入している。さらに世界屈指のビッグクラブであるユナイテッドも、『Overwatch』というゲームの強豪プロチームの獲得に動いていると、英メディアで報じられた。

 

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