FWを探すバイエルン、来夏のケイン獲得に向けて本腰? トッテナムとの契約延長拒否を要求か

トッテナムFWハリー・ケイン【写真:ロイター】
トッテナムFWハリー・ケイン【写真:ロイター】

2024年6月にトッテナムとの契約が満了するケインへの関心が報じられるバイエルン

 ヨーロッパの多くの国々で夏の移籍市場は閉まったばかりだが、水面下では将来の移籍市場に向けたさまざまな交渉が進んでいるようだ。英紙「ザ・サン」は、ドイツでの報道を基に、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが、イングランド1部トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインに対し、新たな契約を結ばないように要求したと報じている。

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 今夏の移籍市場でポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、スペイン1部FCバルセロナに移籍したバイエルンは、新たなセンターフォワードを探しているとされる。生粋のストライカーを求めるバイエルンは、来夏にケインの獲得に向けて準備を進めているようだ。

 バイエルンは、ケインが新契約を結ばなければ、2023年夏にもケイン獲得が実現できると感じているという。衛星放送「スカイ・ドイツ」は、スポーツ・ダイレクターのハサン・サイハミジッチ氏にケインの獲得の可能性を問うと「今はまだその話をするには時期尚早だ」と返されたものの、キャリアでまだタイトルを獲得していないケインは、近年の成績からすれば、タイトル獲得が保証されているバイエルン行きに関心を示すであろうという算段のようだ。

 トッテナムのアントニオ・コンテ監督は、ケインの残留を望んでおり、契約延長にサインをするうえで「完璧なタイミングだ」と、自身の考えを示している。今季のトッテナムは4勝2分と無敗をキープし、6節を終えて3位という好順位にいる。トッテナムがタイトルを争えるようなクラブになれば、ケインが母国を離れる可能性も低くなるはずだが、来夏の移籍市場までに、どのようなドラマが待っているのだろうか。

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