セレソン通算得点でジーコに並んだネイマール 「ロマーリオ、ロナウド、ペレ」越えは射程圏内

コロンビア戦で2発のネイマール。通算48得点で元日本代表監督ジーコと肩を並べる

 現地時間6日に行われた、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選、ブラジル対コロンビアで、ブラジル代表FWネイマール(バルセロナ)は決勝点を叩き込み、ブラジルが勝ち点3を手にした。このゴールにより、ネイマールのブラジル代表通算得点が、かつてのレジェンドで元日本代表監督のジーコ氏と並んだとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

 ブラジルのホームで行われた一戦、主役はネイマールだった。前半2分、CKからDFミランダのヘディングでの先制弾をアシスト。MFハメス・ロドリゲスのFKからオウンゴールで一度は追いつかれたものの、ネイマールはその後もチャンスに絡んで存在感を放った。

 そして後半30分、ジェズスのポストワークを起点にしたパスワークから、途中出場のMFフェリペ・コウチーニョがラストパスを送ると、ペナルティエリア左でボールを受けたネイマールは左足を一閃。相手GKオスピナの伸ばした手が届かないぎりぎりのコースに決めて、勝ち越しに成功。ハメスとの“南米10番対決”も制した。

 ネイマールは値千金の一撃で“レジェンド”と肩を並べた。このゴールによって、ネイマールが積み重ねた得点数は「48」となり、1980年代に「黄金の中盤」のメーンキャストとして君臨したジーコ氏に並ぶ歴代4位の記録に到達した

 

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