「ゴールまできれいすぎる」 湘南、GK起点の逆転弾…MF阿部浩之の“鳥肌級スルー”が話題「これはあっぱれ」

湘南MF阿部浩之(写真は名古屋時代のもの)【写真:Getty Images】
湘南MF阿部浩之(写真は名古屋時代のもの)【写真:Getty Images】

川崎に先制を許すも町野、阿部のゴールで逆転勝利

 湘南ベルマーレは9月3日、J1リーグ第28節で昨季王者・川崎フロンターレと対戦し2-1で勝利した。先制されながらも、試合終盤で古巣相手に逆転弾を流し込んだMF阿部浩之にファンから賛辞が送られている。

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 7月6日の第20節ガンバ大阪戦(1-0)以降、5試合勝利から遠ざかっていた湘南は、優勝争いをしている川崎相手に前半20分の時点でFW知念慶に決められ先制を許してしまう。

 それでも湘南は後半8分、前線でボールを奪い、ペナルティーエリア左手前でボールを受けたFW瀬川祐輔が縦へスルーパスを送ると日本代表FW町野修斗が反応。川崎DFジェジエウの前に身体を上手く入れて倒され、これがペナルティーキック(PK)の判定に。このPKを町野本人がきっちり沈めて湘南が同点に追い付く。

 その後、両チームともに得点を奪えないなか、湘南は後半17分にMF山田直輝、同33分に阿部とDF舘幸希、同42分にはFWウェリントンを投入し、一気に逆転を狙う。

 迎えた同アディショナルタイム、湘南は日本代表GK谷晃生から左のDF杉岡大暉へつなぐと、前へ持ち運んで縦パスを送る。前線にいた阿部はボールには触れず、スルーして後ろに流すと、山田が受け取り、溜めを作ってから中央に入ってきた阿部へ。ダイレクトで放ったシュートでニアサイドのゴールネットを揺らし、終了間際に湘南が逆転に成功した。試合はそのまま終了し、湘南は2-1のスコアで勝利。26試合消化ながら勝ち点を28に伸ばして残留圏内の14位に浮上している。

 この阿部の逆転弾が反響を呼び、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターで動画が公開されると、ファンから「さすがすぎる」「鳥肌がたった」「これはあっぱれ」「スルーからゴールまできれいすぎる」「秀逸すぎる」「流石のシュートセンス」と称賛のコメントが多数寄せられていた。

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