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マルセロが「最大の願いを叶えた」 名門オリンピアコス移籍にスペイン紙「彼は準備していた」
ギリシャ1部オリンピアコスと1年契約、生涯3つ目のクラブに移籍決定
ギリシャ1部オリンピアコスは9月2日、昨シーズン限りでスペイン1部レアル・マドリードとの契約が満了し、フリーとなっていた元ブラジル代表DFマルセロが加入したことを発表した。契約期間は1年で、さらに1年の延長オプションがついているという。この発表を受け、スペイン紙「マルカ」は、「レアルを離れる際の最大の願いの一つを叶えた」と報じている。
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マルセロは2007年に1月にブラジルのフルミネンセからレアルへ加入。在籍した16シーズンで、公式戦通算546試合に出場して38得点103アシストを記録。サッカー史に名を残すスタープレーヤーたちがプレーしたレアルでも、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を5度、リーガ・エスパニョーラを6度制すなど、クラブ史上最多となる25のタイトルを獲得してきた。
オリンピアコスは、声明で「マルセロのような真のレジェンドの加入を発表できることを、光栄に思います」と、34歳のDFの加入を歓迎している。
レアル退団後、マルセロには母国ブラジルへの復帰も報じられていたが、ヨーロッパで新たなシーズンを戦うことになった。これに対して「マルカ」紙は、「マルセロはレアル・マドリードを退団する際の大きな願いの一つである、ヨーロッパでのプレーを継続することを叶えることになった。長い夏の間、彼のもとには多くのオファーが届いたが、彼は沈黙を保ち、厳しい練習を積むことで、新天地に最高の状態で到着できるように準備していた」と、報じている。
オリンピアコスは今季UEFAヨーロッパリーグに出場することになっているため、16シーズン連続でCLのピッチに立っていた記録は、ここで止まることになった。レアルで最も多くのタイトルを手中にしたマルセロは、生涯3つ目のクラブとなるオリンピアコスでどのような結果を残すだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)