チェルシー、早くも今季2敗 脆さ露呈…低パフォーマンスにトゥヘル監督が立腹「甘い守備だった」

チェルシーは痛恨の逆転負けで今季プレミア2敗目【写真:Getty Images】
チェルシーは痛恨の逆転負けで今季プレミア2敗目【写真:Getty Images】

サウサンプトンに1-2敗戦、スターリングのゴールで先制しながら逆転負け

 プレミアリーグのチェルシーは現地時間8月30日に行われたプレミアリーグ第5節でサウサンプトンに1-2で敗れ、早くも今季2つ目の黒星となった。チームを率いるトーマス・トゥヘル監督は「我々を倒すのはあまりに簡単だった」と低調なパフォーマンスを嘆いた。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 第3節でリーズ・ユナイテッドにも0-3で敗れていたチェルシー。前節はレスター・シティとの接戦を2-1でモノにしたが、敵地でのサウサンプトン戦はFWラヒーム・スターリングのゴールで先制しながら、逆転負け。今季2敗目で暫定8位まで転落した。この夏に大型補強を敢行しているが、出だしでやや躓いた格好だ。

 チェルシーのトゥヘル監督は試合後、「我々は明らかにこのアウェーゲームに勝てるほどタフではなかった。アウェーのリーズ戦と同じだ」とチームのパフォーマンスに不満を示した。

「我々のバランスを崩すのも、倒すのも、混乱させるのもあまりに簡単だった。あまりに簡単だ。なぜこうなったのかを理解して、解決策を見つける必要がある。集中力を欠いていたし、計画性も一貫性も失っていた。我々を倒すのはあまりに簡単だった」

 ドイツ人指揮官は「いずれも安易な失点だった」と特にディフェンス面の不安定さを指摘し、「甘い守備だった。それをやめるためには純粋なメンタリティーが必要だ。純粋な守備のメンタリティー。チームとしてタフになり、今とは違うメンタリティーを見せることだ」とディフェンス陣を奮いたたせた。

 フランス代表MFエンゴロ・カンテやイングランド代表DFリース・ジェームズの欠場などキーマンの欠場も響いたとはいえ、開幕直後から不安定さを露呈しているチェルシー。トゥヘル監督はここからチームを立て直すことはできるだろうか。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング