「ばかげている」 トッテナム新加入FWの“挑発的プレー”、元英代表DFが痛烈批判「相手がどう思うかが問題」

トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソン【写真:Getty Images】
トッテナムのブラジル代表FWリシャルリソン【写真:Getty Images】

リシャルリソンが余裕のリフティングを披露、直後激しいタックルを受ける

 イングランド1部トッテナムは現地時間8月28日、プレミアリーグ第4節で昇格組のノッティンガム・フォレストと対戦し、2-0の勝利を収めた。勝ち点を手にしたこの試合では、今夏新加入のブラジル代表FWリシャルリソンの行為と、その後相手から受けたファウルシーンが物議を醸している。

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 イングランド代表FWハリー・ケインの2ゴールで勝利を収めたトッテナム。7月にエバートンから移籍したリシャルリソンは後半29分に韓国代表FWソン・フンミンと入れ替わる形で投入された。

 問題となっているのは、同40分のシーンだ。すでにトッテナムが2点のリードの展開で、サイドでボールを受けたリシャルリソン。アウトサイドでそのままボールをリフトアップすると、数回リフティングを披露したのち、パスを選択した。

 しかしこのパスはつながらず、こぼれたボールを再度拾ったリシャルリソンに対し、ノッティンガムMFブレナン・ジョンソンが少し遅れて激しいタックルをお見舞い。このプレーでジョンソンには、主審からイエローカードが提示されている。

 チームがリードした状態で、リシャルリソンの余裕を見せたリフティングには賛否が起こった。

 英紙「デイリー・メール」によれば、「彼を擁護する声も確かにあった」としつつも、元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「リシャルリソンはタックルで重傷を負う危険性があるため、派手なトリックを試みるのは愚かだ」と主張。「誰もいないところでボールをキープするのは技術じゃない。派手なプレーを我々がどう思うかは問題ではなく、相手がどう思うかが問題だ。最悪レッドカード、スパーズにとってはひどい怪我になる。だから(この行為は)ばかげている」といった批判コメントを紹介している。

 さらに同紙では、タックルを見舞ったブレナンの父で、元イングランド代表FWデイビッド・ジョンソン氏がリシャルリソンのプレーを揶揄するツイート内容も報じ、リシャルリソンへの風当たりの強さを強調していた。

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