「私が就任して一番いい時期」 浦和ロドリゲス監督、ACL2試合連続ゴールラッシュで勝利に手ごたえ

浦和のリカルド・ロドリゲス監督【写真:(C)AFC】
浦和のリカルド・ロドリゲス監督【写真:(C)AFC】

ACL準々決勝パトゥム戦は4-0で快勝してベスト4へ

 浦和レッズは、8月22日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝BGパトゥム(タイ)戦に4-0で快勝した。2試合連続のゴールラッシュで東南アジア勢を連破したリカルド・ロドリゲス監督は、「まだ何も達成していない」と浮かれた様子なく話した。

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 浦和は8月19日のラウンド16、ジョホール・ダルル・タクジム(JDT/マレーシア)戦に5-0の勝利を収めてこの試合に臨んだ。中2日とはいえ、スタメン変更を1人にとどめた浦和は前半の立ち上がりから2回ゴールシーンがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の確認で取り消しになったものの、前半32分にMFダヴィド・モーベルグの強烈シュートで先制。10分後にはコーナーキック(CK)でDF岩波拓也が追加点を奪うと、後半も2得点して突き放した。

 JDT戦との共通点は立ち上がりから相手を圧倒するような試合を展開したことだ。昨季就任したロドリゲス監督のサッカーは、相手の守り方に応じて攻撃の組み立て方を変える側面があるため、立ち上がりが様子見になってしまって相手の勢いを受けてしまうことも少なくなかった。しかし、このACLでの2試合は立ち上がりから攻撃への圧力をかけ、敵陣では即時奪回の強烈なプレスをかけて相手に何もさせないような時間帯をいきなり作った。

 指揮官は「私が就任して一番いい時期に来ていると思う」としたうえで、「強い立ち上がりをすることで先にリードを奪って、それによって選手を(交代で)休ませることもできている」と、スタートから相手を圧倒して後半に主力のプレータイムをコントロールすることができているポジティブな要素も挙げた。

 浦和はACLで3回目の優勝を目指して戦っているが、これまでの強さはどちらかと言えば追い上げるところにあった。2戦合計方式だったことも要素にはあるもの、2017年の優勝は決勝トーナメントですべて第2戦のホームゲームで勝利して勝ち上がっている。ラウンド16と準々決勝は初戦に敗れたところから盛り返していた。伝統的に逆境での強さのあるクラブで、“逆転の浦和”の印象も強かった。

 しかし、この2試合は早い時間帯に差を見せつけてスコアを動かし、その後にゲームをコントロールしていく王道の強さを見せた。準決勝では全北現代(韓国)との対戦が待つ。韓国の強豪もまた3回目のアジア制覇を目指しての戦いであり、2019年のACLグループステージで対戦した際には浦和が2連敗を喫するなど苦戦の歴史もある。

 ロドリゲス監督は「まだ1試合残っているし、まだ何も達成していない。しっかりと戦って勝って、決勝に行きたい」とも話した。浦和は埼玉スタジアムでの集中開催となったホームの利も生かしながら準決勝でも強い立ち上がりを見せることができるのか。8月25日の日韓対決でのキックオフからの試合展開が注目される。

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