レバンドフスキ、2G1Aの“34歳誕生日”に現地注目 久保先発のソシエダ撃破「これ以上の形で祝うことはできなかった」
「とても幸せな誕生日だよ。誇りに思う」とコメント
今夏の移籍市場でドイツ1部バイエルン・ミュンヘンからスペイン1部FCバルセロナに加入したポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが、昨季まで5シーズン連続ブンデスリーガ得点王に輝いた決定力を、自身の誕生日に見せつけた。
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バルセロナはレバンドフスキの誕生日である8月21日、アウェーで日本代表MF久保建英を擁するレアル・ソシエダと対戦。レバンドフスキは前半1分の先制点に加え、後半23分には追加点を挙げて、4-1の勝利の立役者となっている。
開始早々に左サイドを突破したスペイン人FWアブデ・エザルズリの折り返しを受けたレバンドフスキは、左足でボールを叩き、ゴールへ決めてチームにリードをもたらした。前半のうちに同点に追い付かれたバルセロナだが、後半19分には途中出場したスペイン代表FWアンス・ファティのヒールキックでのアシストを受け、フランス代表FWウスマン・デンベレが勝ち越しゴールを決める。
そして、この2分後には縦パスを受けたアンス・ファティが落としたボールを、レバンドフスキが確実にゴールに突き刺して、2点目を挙げた。後半34分には、お返しとばかりにレバンドフスキがヒールパスでアンス・ファティのゴールをアシスト。リーガ・エスパニョーラ初得点を含む2得点1アシストの活躍を見せたレバンドフスキについて、スペイン紙「マルカ」は「34歳の誕生日を、これ以上の形で祝うことはできなかっただろう」と称賛した。
レバンドフスキは試合後、「2ゴールを挙げたことだけでなく、勝利することができたことも嬉しいよ。このゴールは父に捧げたいと思う。新しいチームに移籍して最初のゴールは、いつもそうしているんだ。なぜなら、彼は今も僕を見守ってくれているからね」と、2005年に他界した天国のクシシュトフ・レバンドフスキ氏へ送った。また、シャビ・エルナンデス監督からも祝われたと言い、「シャビは、試合についておめでとうと言ってくれた。とても幸せな誕生日だよ。誇りに思う」と、誕生日が新天地での初ゴール記念日になったことも喜んだ。
レバンドフスキの加入後初ゴールもあり、今季リーグ戦初勝利を挙げたバルサ。次節はホームでバジャドリードと対戦を迎える。