金満マンUが選手に衝撃の”どケチ指令”  試合後のユニホフォーム交換禁止、違反者は罰金9万円

ポグバ獲得に123億円を投じたクラブの節約に、英紙は「チープ・デビルズ」と揶揄

 世界でも有数の資金力を誇るマンチェスター・ユナイテッドは、選手に試合後の相手選手とのユニホーム交換を禁止しているという。英紙「ザ・サン」が報じた。

 今季新加入のFWズラタン・イブラヒモビッチや主将のFWウェイン・ルーニーに対して、クラブからユニフォーム交換禁止が通達されたという。試合終了後にピッチ上で選手同士が互いの健闘を讃えた後にユニフォームを交換する姿は、フットボールの世界ではお馴染みの光景の一つ。ましてイブラヒモビッチやルーニーのような人気選手にとっては、日常茶飯事と言えるだろう。しかし、ユナイテッドは大きなコストがかかることを理由に、相手選手との交換やファンへプレゼントすることを禁止しているという。

 ユナイテッドは2014年に、アディダス社と10年総額7億5000万ポンド(約103億5000万円)という破格の契約を結ぶなど圧倒的な資金力を誇るが、選手たちにはクラブの予算節約を厳命している。ユニホーム交換を行った選手には660ポンド(約9万1000円)が請求されるという。同紙はユナイテッドの愛称「レッド・デビルズ(赤い悪魔)」にかけて、「チープ・デビルズ(ケチな悪魔)」と揶揄している。

 ルイス・ファン・ハール前政権から3シーズン続けて大型補強を敢行し、今夏にはフランス代表MFポール・ポグバ獲得にフットボール史上最高額の8900万ポンド(約123億円)を投じたユナイテッドの、どケチっぷりが明らかとなった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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