浅野がUAE戦の“幻のゴール”を「シュートミス」と断言 前日練習からあった伏線とは

誤審騒動の当事者となった浅野 「僕自身の技術の問題」

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦のUAE戦での誤審騒動は収まる気配を見せていないが、その当事者となった日本代表FW浅野拓磨(シュツットガルト)は「シュートミスだった」と自らの技術不足と断言。そしてUAE戦前日のトレーニングからの“伏線”があったと明かしている。

 浅野はUAE戦の後半21分、1-2と1点ビハインドの状況でFW岡崎慎司(レスター)と代わって投入された。そして同33分には、右サイドバック酒井宏樹(マルセイユ)のクロスをFW本田圭佑(ACミラン)が折り返すと、フリーとなった浅野が押し込む。相手GKがかき出したボールはゴールラインを割っていたが、カタール審判団は得点を認めず。その後も相手ゴールへ何度も迫ったが同点弾を奪うことができずに、痛恨の黒星スタートとなった。

「特に(詳しい)話はしていないです」

 疑惑のシーンについて問われた浅野は短く振り返ったが、“アシスト”をしてくれた本田からの声掛け、そして現在の心境についてこう明かした。

「でも本田(圭佑)さんとかは『入っていた』って言ってくれたので。でも、結果的にはゴールにならなかったですし、僕自身もミートできなかったのはシュートミスだと自分でも思っている。ノーゴールになったことは仕方なかったかなと思います。あそこでしっかりズドンと決められるか決められないかは、味方の選手に何を言われようが言われまいが、僕自身の技術の問題なので、僕自身で上げていくしかないかなと思います」

 

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