マンUにスペインから“逆オファー”? ストライカー探し難航もモラタ&オーバメヤンが新候補浮上か
アウナウトビッチからは手を引いたユナイテッドへの逆オファーが報じられる
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で新たなFWの獲得に動いている。イタリア1部ボローニャに所属するオーストリア代表FWマルコ・アウナウトビッチへの関心が報じられたが、オファーを断られて断念。そうしたなか、スペイン1部アトレティコはかつてチェルシーでもプレーしたスペイン代表FWアルバロ・モラタを、FCバルセロナはかつてアーセナルでプレーした元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを、それぞれユナイテッドに対してオファーしたようだ。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が報じている。
今夏、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが退団の意向を表明したユナイテッドは、前線の強化に動いている。オーストリア1部レッドブル・ザルツブルクのスロバニア人FWベンジャミン・セスコへの関心も取り沙汰されていたが、セスコはドイツ1部RBライプツィヒへ移籍。アウナウトビッチ獲得に動いたが、こちらも交渉は不調に終わり、アウナウトビッチ獲得に動いたことで、不満を持ったファンも多くいたという。
そうしたなか、モラタが次のターゲットになる可能性があるようだ。2017年から2020年までチェルシーに籍を置いていたモラタは、2019-20シーズンにはリーグ戦で16得点を記録。その後、アトレティコへ戻ったが、過去2シーズンはイタリア1部ユベントスでプレーしていた。しかし、ユベントスは完全移籍での獲得は希望せず、今季はアトレティコへ復帰することになっていた。
米スポーツ専門局「ESPN」によると、「アトレティコは、契約が残り1年となったモラタの放出に動いており、ユナイテッドに対して29歳のFWの逆オファーを送った」という。また、英紙「インデペンデント」は、バルセロナからオーバメヤンをオファーされたとも報じている。
ストライカー探しに難航しているユナイテッドだが、かつてプレミアリーグでプレーした経験のあるモラタやオーバメヤンを、前線のオプションとして加えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)