チチャリートが古巣マンU復帰も視野? クラブへの愛情強調「無償でプレーすると言う」
かつてファーガソン監督が率いるユナイテッドで5シーズンにわたってプレー
かつてイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドで“ジョーカー”として活躍した“チチャリート”ことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(LAギャラクシー)は、古巣のためなら「無償でプレーする」意志があるという。
今季のプレミアリーグ開幕戦でブライトンに1-2で敗れ、まさかの開幕黒星スタートを切ったユナイテッド。フランス代表FWアンソニー・マルシャルが負傷離脱し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに退団の噂が絶えないことから前線の駒不足が懸念されている。ターゲットは複数浮上しているものの、いまだに補強は実現していない。
そうしたピンチに手を差し伸べているのが、チチャリートだ。英紙「デイリー・ミラー」によれば、アレックス・ファーガソン元監督時代に通算5シーズンにわたって“赤い悪魔”の一員としてプレーしたストライカーは、「もしユナイテッドが僕を獲得しに来たら、僕は『イエス。無償でプレーするよ』と言うよ。当然だ」と今でも残るクラブへの愛情を明らかにした。
現在はMLSのLAギャラクシーでキャプテンも務めるチチャリート。ユナイテッドの現状について、次のようにも語っている。
「ユナイテッドはサー・アレックス・ファーガソンがいなくなったという事実を乗り越える必要がある。彼と似た誰かがいればいいか? 確かにそうかもしれない。でもサー・アレックスはもういないし、以前と同じになることはない。今、ユナイテッドに起きていることに驚いてはいない。なぜならサー・アレックスのように26年も1つのクラブで監督を続けるのは簡単なことではないからね」
チチャリートは恩師であるファーガソン元監督が退任した2013年を最後にプレミアリーグのタイトルから遠ざかる古巣へエールを送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)