長谷部、100試合の節目に痛恨のミス 「非常に責任を感じる」と陳謝

大島とのダブルボランチで、立ち上がりから攻撃に関与するも…

 日本代表100試合出場の節目となったキャプテンにとって、悪夢の敗戦となってしまった。9月1日のワールドカップアジア最終予選初戦のUAE戦で、日本はFW本田圭佑のゴールで先制するも1-2の逆転負け。MF長谷部誠は「強いチームはここから立て直す」と巻き返しを誓った。

 幸先の良いスタートを切ったかに見えた。前半11分、MF清武弘嗣のFKからファーサイドの本田がヘディングシュートを決めて先制。A代表デビュー戦となったMF大島僚太とダブルボランチを組んだ長谷部は、立ち上がりから積極的に顔を出して攻撃に関与した。

 同20分には、DF吉田麻也がゴール正面でファウルを犯すと、FWハリルに強烈な直接FKを決められて同点に追い付かれる。そして後半8分、悪夢の瞬間が待っていた。

 ペナルティーエリア左サイドでボールをキープする相手に対して、日本はDF酒井宏樹、MF香川真司、大島の3人で囲むも、なかなかボールを奪い切れない。そして強引な突破を図られたなか、最終的に大島が倒してPK判定。これを再びハリルに決められ、日本は逆転を許した。

 2失点目の場面では、ボールを奪うチャンスが何度もありながら、エリア内でキープされたのが最大の原因と言える。長谷部は「今日の試合に関しては、2つのPKとFKでしたけど、2失点目に関しては個人的なミスもあり、非常に責任を感じる。最終予選では1つのミスが命取りになると分かってはいたんですが……」と肩を落とした。

 

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