エース本田がW杯予選出場7戦連続ゴール! 2大会連続で最終予選初陣の先制点をマーク

清武のFKから豪快にヘディングで叩き込む

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の日本の初ゴールを決めたのは、やはりFW本田圭佑(ACミラン)だった。初戦UAE戦の前半11分に、FKからのヘディングシュートで幸先良く先制点を奪った。

 歓喜の瞬間は前半11分にやってきた。攻撃参加した酒井宏樹(マルセイユ)が倒されて得た右サイドのFKのチャンスで、キッカーを務めたのは清武弘嗣(セビージャ)。ファーサイドに上げたボールに対して、フリーになった本田圭佑がヘディングで叩きつけてゴールに沈め、貴重な先制点を手にした。これで本田は2015年9月3日の2次予選カンボジア戦から、W杯予選出場7試合連続のゴール、A代表通算36得点目となった。

 また、本田はこれがW杯アジア最終予選では2大会連続で、日本のファーストゴールを記録している。2012年6月3日に行われたオマーン戦(3-0)でも、頼れるエースは奇しくも今回と同じ前半11分に先制点をマークしている。

 今季のACミランでは開幕から2試合連続出場なしに終わり、苦しい立場に立たされていた日本のエースだが、重要な一戦で存在感を誇示する一撃を叩き込んでいる。

 試合はその後同20分に、吉田麻也のファウルで与えたゴール前正面のFKをUAEのFWハリルに叩き込まれ、1-1の同点に追いつかれた。日本は2次予選を含めて、このW杯予選での初失点となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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