ドルトでもハリルJでも“トップ下”で勝負! 充実の香川が因縁のUAE戦で誓う「得点とアシスト」 

「クラブよりも代表の方が…」

 今季はドルトムントでも、最も得意とするトップ下でレギュラーの座を掴んでいる香川。「チーム(ドルトムント)では結構フォーメーションが変わったり、対戦相手によってポジションが変わったりしている。逆に代表の方がトップ下で固定されているところがある」と代表とクラブでの仕事は「別物」と表現しているが、「どっちも共通しているのは得点とアシストを求められること。その過程が少し変わってきますけど、得点を求められるポジション」と目に見える結果が要求されることはしっかりと自覚している。

 日本は9月1日に埼玉スタジアムでUAE、6日にバンコクでタイと対戦する。チームの浮沈を左右する重要な初戦で顔を合わせるUAEといえば、15年1月のアジアカップ準々決勝で敗れた因縁の相手。1-1で迎えたPK戦でシュートを失敗した香川にとっては、個人的にも苦い思い出が残る相手だが、「あの時とはチームも違いますし、監督も選手も違っているので状況が違う」と冷静に振り返っている。

 雪辱を誓うUAE戦で“小さな魔法使い”は、日本を勝利に導くことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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