バルセロナMFデ・ヨング、クラブ間合意済みもマンU移籍を望まない理由とは?
マンチェスターの街と「ミス続き」のクラブに対して拒否反応と海外紙指摘
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、エリック・テン・ハフ監督がオランダ1部アヤックス時代に指導していたスペイン1部FCバルセロナのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得を目指している。デ・ヨングを売却することで資金を得たいバルセロナは、すでにユナイテッドのオファーに合意したとも報じられているが、スペイン紙「スポルト」は、デ・ヨングがユナイテッド入りを望まない理由があるとして、他クラブが割り込む可能性を指摘している。
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バルセロナ残留を希望しているとされるデ・ヨングだが、放出に動いているクラブの希望を知り、移籍を覚悟しているという。しかし、ユナイテッドへの移籍は拒否する考えでいるようだ。
「スポルト」紙は、その理由について踏み込み、「オランダ人はマンチェスターの街、またクラブの現状を好ましく思っていない。この数年、オフィスでは多くのミスが起きており、何よりも来シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも出場できない。これがユナイテッドの何よりの足枷になっている」と、監督交代が相次ぎ、選手の補強でも後手を踏んでいるクラブへの加入を拒否していると報じた。
英紙「デイリー・エクスプレス」によれば、すでにバルセロナとユナイテッドは、移籍金6300万ユーロ(約89億円)でデ・ヨングに関する取引は合意に達しているという。しかし、選手との交渉が合意に達していない状況のなか、新たにイングランド1部チェルシーやドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが、関心を示し始めているという。
ミュンヘンやロンドンのクラブからオファーがあれば、ユナイテッドへの移籍を断り、そちらへ移籍する可能性もあると報じられているデ・ヨングだが、第一希望であるバルセロナ残留が絶望的な状況で、より望ましい移籍先からオファーは届くだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)