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負傷乗り越えブンデス開幕ゴールの武藤 チームは敗戦も「得点は最低限の結果だった」
約半年ぶりの出場もヘディングでゴール
マインツの日本代表FW武藤嘉紀は27日のブンデスリーガ開幕戦のドルトムント戦で後半36分から途中出場を果たし、試合終了間際に一矢報いるヘディングシュートを決めた。チームは1-2で敗れたが、得点という結果を残したことについて「最低限の結果」と振り返った。ブンデスリーガ公式サイトが報じている。
ドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで行われた一戦は、前半17分に左サイドのFWシュールレのクロスをFWオーバメヤンがヘディングで決めてホームチームが先制。序盤に失点を許したマインツだったが、ボール支配率で下回りながらも、持ち味であるチーム全体が連動しての守備とカウンターで応戦した。
0-1のまま迎えた後半36分に武藤、さらに同41分にMFデ・ブラシスと立て続けに攻撃的なカードを投入して反撃。同44分にオーバメヤンにPKを決められしまい、万事休すとなったが、アディショナルタイム2分にはデ・ブラシスの右クロスを武藤が頭で押し込んで今季初ゴールを決めた。
武藤は自身の役割はこなせたと手応えを感じながらも、終了間際に奪われた追加点の重みを痛感していた。
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