中国資本インテルの爆買い炸裂! マンUなど争奪戦制し、33億円でブラジルの至宝ガビゴル獲得

「ネイマール二世」の呼び声高い19歳の新鋭

 ガビゴルはリオ五輪の6試合すべてに先発出場し、2ゴールを挙げた。前述のジェズスにオーバーエイジ枠で加わったネイマール(バルセロナ)を加えた3トップは、破格の攻撃力を誇った。大会前に親善試合で対戦した手倉森ジャパンが撃破されたことも記憶に新しい。

 昨季終了後に中国企業の蘇寧グループへ株式約70パーセントを売却したインテルは、リーグ開幕まで2週間を切った今月8日にロベルト・マンチーニ監督を事実上の解任とされる契約解除に踏み切るドタバタ劇を見せた。フランク・デブール新監督が就任して迎えた21日のリーグ開幕戦では伏兵キエーボに0-2で完敗している。しかし、チャイナマネーの注入で世界が注目する期待の若手の争奪戦に勝利し、名門復活の気配を見せていると言えそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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