「ジダンよ、ハメスを信頼してくれ!」 伝説の問題児が同胞の後輩を冷遇する采配に苦言

レアル加入1年目は輝きを放っていたが…

 14年夏にレアルに加入したハメスは、当時のカルロ・アンチェロッティ監督が重用したことにより在籍1年目は多くの出番を得て、リーガで二桁得点をマークするなどその実力を存分に発揮した。だが、昨夏にラファエル・ベニテス政権が誕生すると状況は暗転。ピッチ外での素行不良も問題視されてパフォーマンスを落とすと、昨季途中に就任したジダン監督はドイツ代表MFトニ・クロース、クロアチア代表MFルカ・モドリッチらを重用し、背番号10はレギュラーの座から遠のいていった。しかし、アスプリージャ氏はこう続けている。

「我々は2014年ワールドカップ得点王の話をしている。ジダンは彼を、もう少し信頼してくれてもいいはずだ。もしオレがハメスだったら、クラブに残留してその場所で戦うが、最終的にラインアップを決めるのはコーチだからな」

 コロンビアの悪童ストライカーが送った熱いメッセージは、ジダン監督の心を揺り動かすことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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