ドルトムント香川が王者レアルと激突! CLのグループステージ組分けが決定

C組ではペップを巡る因縁の対決が実現

 一方で、昨季プレミアリーグ王者で日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはグループGに入った。プレーオフでイタリアの強豪ローマを下したポルト(ポルトガル)が第2ポットから入ったものの、クラブ・ブルージュ(ベルギー)、コペンハーゲン(デンマーク)と比較的与しやすいグループに入った印象だ。むしろ日本のサッカーファンにとっての悩みは、日本人選手3人の試合が同日に開催されるEからHまでのグループに固まってしまったことにあるかもしれない。

 因縁の対決では、グループCでバルセロナとマンチェスター・シティの対戦が実現した。今季からシティを率いるのは、バルセロナで黄金期を築き上げ、二度にわたってCLのタイトルも獲得しているジョゼップ・グアルディオラ監督だ。また、先日にはバルセロナのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボのシティ移籍合意が発表された。そうした意味でも、激しいバトルが繰り広げられることになりそうだ。このグループにはドイツからボルシアMG、元日本代表MF中村俊輔の古巣でもあるセルティック(スコットランド)も入り、伏兵にも事欠かない。

 その他では、オイルマネーをバックにCL制覇の野望に燃えるフランスのパリ・サンジェルマンが、堅実経営とは裏腹に移籍市場で苦戦しているアーセナル(イングランド)とグループAに同居。補強費の使い方が好対照なチーム同士の対戦が組まれた。また、昨季準優勝の“親分”ディエゴ・シメオネ監督が率いるスペインのアトレチコ・マドリードは、グループDでドイツ王者バイエルンと対戦する。

 

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