J1浦和の立花洋一代表、サポーターの声出し応援「何としても防ぐ」 京都戦で2倍の人員を配置、注意喚起促進へ

浦和サポーターの行動へ代表がコメント【写真:Getty Images】
浦和サポーターの行動へ代表がコメント【写真:Getty Images】

野々村芳和チェアマンがコメントした声出し応援の防止策に言及

 浦和レッズの立花洋一代表は7月6日のJ1リーグ第20節、京都サンガF.C.戦の試合前に報道陣に対応し、前日にJリーグ実行委員会を受けて野々村芳和チェアマンがコメントした声出し応援の防止策について話した。

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 立花代表は前提として「これまでやってきたことを繰り返していくというのではなく、覚悟を持って対応するということ。何としても防ぐという気持ちを持っていることを伝えたい」と話した。

 前日の議題になったのは、5月19日の鹿島アントラーズ戦で選手バスを大声の応援歌で出迎えたこと、7月2日のガンバ大阪戦で試合中に大声で歌う応援があったことだった。立花代表は「サポーターの強い気持ちが表れてしまっているものではあるが、言ってきているのは熱いサポートはルールを守ったうえでということ」としている。

 そのうえで、この京都戦での対応として場内には通常の2倍の人員を配置し、注意喚起をするプラカードをピッチ側から掲示して見えるようにすること、大型ビジョンで注意喚起を流す回数を増やすことを実施すると話した。再発防止のためにSNSやWEBも通じて告知を行うとして、この京都戦の試合前には公式ツイッターでガイドライン遵守を要請する投稿を行ったとした。

 一方で、立花代表は実際に何か違反が起こった場合の対応については「100%は何事にもないとはいえ、起こさないようにしようということで試合に向けて取り組んできている」として、具体的なことは話さなかった。

 ピッチ外のことで注目を集めてしまっている浦和の京都戦は、この後19時30分にキックオフされる。浦和のスタッフたちはいつも以上に神経をとがらせることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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