ポカールで2得点の香川に辛口独紙も最高評価 ドルト公式戦50得点で「レジェンドに並んだ!」

「トップの評価に十分値するものだった」

「3度もセンターフォワードがいるべきところに現れた。2度のチャンス(前半8分、33分)は、彼の意図すべきプレーではなかったがボールをゴールへ押し込んだ。そこから一度シュートを放った(後半5分)。不完全な部分もあったが、トップの評価に十分値するものだった」

 同紙もラモス、デンベレという不発に終わった2人のFWがチームワーストタイ評価の「4点」と、厳しく採点された。

 この日香川はトップ下で先発し、途中から昨季新境地を切り開いた左インサイドハーフにシフトした。今季バイエルンから3年ぶりに復帰したドイツ代表の天才MFマリオ・ゲッツェは太ももの故障で先発から外れたが、トーマス・トゥヘル監督はゲッツェを中央のポジションで使うと明言している。共存ではなく、定位置を争う可能性が高いライバルが出遅れる間にドッペルパック(ドイツ語で2得点)で実力を示した香川は、27日のブンデスリーガ開幕マインツ戦に完璧な形で突入することになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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