“150億円”バルサFWデンベレ、移籍金ゼロでビッグクラブへ? 近日中に“決定”を英紙報道
21-22シーズン限りで契約満了を迎える
スペイン1部バルセロナに所属するフランス代表FWウスマン・デンベレは、2021-22シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎える。バルセロナから契約延長オファーを受けているほかにも、複数のビッグクラブからオファーが届いているアタッカーは、近日中に自身の未来を決定すると英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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2017年夏にドルトムントから1億500万ユーロ(約150億円)でバルセロナに加入したデンベレは、昨季途中にシャビ・エルナンデス監督が就任した昨季途中からは出場機会を伸ばし、最終的には公式戦32試合に出場して2得点13アシストを記録した。それでも、超高額な移籍金に見合う活躍ができたとは言い難い。
コンディションが整えば、トップレベルでも活躍ができると見られるデンベレだが、今月末にバルサとの契約は満了を迎える。6月27日にクラブはデンベレの代理人と話し合いをもち、休暇を切り上げたシャビ監督も話し合いに加わったとされているが、交渉はまとまらず、150億円で獲得した選手を移籍金ゼロで手放す可能性が高まっているという。
スペイン紙「マルカ」によると、デンベレの獲得には、ドルトムント時代にともに仕事をしていたトーマス・トゥヘル監督が率いるイングランド1部チェルシーのほか、ドイツ1部バイエルン、フランス1部パリ・サンジェルマンも関心を示しているという。
チェルシーを契約満了で退団となったデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、イタリア1部ミランを退団したコートジボワール代表MFフランク・ケシエと個人の条件で合意に至りながらも、経済的な問題を抱えて、契約を発表できていないバルセロナだが、5年前に大金を積んで獲得した25歳のアタッカーも、フリー移籍で手放すこととなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)