サンチェスはスアレスと同格! 超一流ストライカーを獲れないアーセナル指揮官が解決策明かす

アンリ、ファン・ペルシーに続くウインガーからの転向が成功の鍵に?

 ストライカー獲得を狙うアーセナルだが、今夏の移籍市場でレスター・シティのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ獲得に失敗するなど苦戦が続いている。アーセン・ベンゲル監督は問題解決策として、サイドアタッカーのチリ代表FWアレクシス・サンチェスを指名。「ルイス・スアレスと同じクオリティー」と語り、バルセロナの昨季リーガ得点王のようなゴール量産に期待を寄せている。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 アーセナルは今季リーグ開幕戦のリバプール戦でフランス代表FWオリビエ・ジルーが欠場。1トップにはサイドが本職のサンチェスが起用された。今夏の移籍市場では昨季リーグ24得点のヴァーディ獲得を目指したが失敗。リヨンFWアレクサンドル・ラカゼットにも接近したが、欧州選手権でフランス代表を選出外となったFWに対して法外な移籍金を要求され、交渉は進展しなかった。

 中盤でスイス代表の司令塔MFグラニト・ジャカを獲得し、前線でも日本代表FW浅野拓磨ら若手選手と契約したが、補強ポイントとされる中盤での即戦力の加入はない。センターバックの補強も進んでおらず、苦しい夏を過ごしている。

 移籍市場は残り10日ほどとなった。ベンゲル監督はストライカーの問題解決のキーマンに、サンチェスの名を挙げている。

「サンチェスが中央の解決策になるか? 答えは『イエス』だと思う。彼の背後に抜け出すクオリティーを考えれば、十分にその価値があると思う。サイドでプレーした時、彼はそのエネルギーを相手を追いかけるためにも使っていた。だが、私は彼にそのエネルギーをDFの背後を取るフィニッシャーとして、もう少し効率的に使いたい」

 

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