プレミアでブラジル代表FWの取り合い戦争勃発 アーセナル移籍濃厚もライバルクラブと“場外戦”か

シティFWガブリエル・ジェズス【写真:Getty Images】
シティFWガブリエル・ジェズス【写真:Getty Images】

シティFWジェズスは今季で退団が確実視されている

 昨季プレミアリーグ4位に入ったトッテナムがマンチェスター・シティのFWガブリエル・ジェズスの獲得に水面下で動いているという。25歳のブラジル代表FWはアーセナルへの移籍が濃厚とされるなかで、ライバルクラブによる場外戦の可能性が浮上している。

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 2017年からシティでプレーするジェズスだが、契約満了を1年後に控えた今夏の移籍が確実視されており、これまでの報道ではアーセナル行きが濃厚となっていた。

 しかし、イタリアメディア「ジャンルカディマルツィオ・コム」によれば、アーセナルの宿敵トッテナムが水面下でジェズスの獲得に動いているという。交渉はアーセナルに有利な状況のようだが、ピッチの外でも“ノースロンドンダービー”が勃発する可能性が浮上してきた。

 また、英紙「デイリー・ミラー」もトッテナムのジェズス獲得の動きを報じている。レポートによれば、トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督は昨季のプレミアリーグでトップ4に入ったのに続いてさらにアーセナルを上回ることを熱望しており、移籍市場でアーセナルを出し抜こうと画策しているようだ。

 アーセナルは今年1月にガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(バルセロナ)、今夏にフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが退団。次期エースとして期待のイングランド人FWエディ・エンケティアとの契約延長は果たしたが、さらなるストライカーの補強は必要だろう。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権こそないが、レギュラーポジションを求めるジェズスにとってはうってつけだ。

 一方、トッテナムは来季CLに出場するが、絶対的エースのイングランド代表FWハリー・ケインに加え、今季プレミアリーグ得点王の韓国代表FWソン・フンミンを擁するなど前線にはタレントが揃っている。

 ジェズスをめぐる争奪戦が過熱しているが、果たしてどのような決着を迎えるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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