ブラジル代表は「トロフィーを奪還できる」 R・カルロスが断言、母国のW杯制覇へ見解

日本代表とも対戦したブラジル代表【写真:(C)JFA】
日本代表とも対戦したブラジル代表【写真:(C)JFA】

日韓W杯優勝メンバーのR・カルロス、現代表チームの実力を評価

 日本代表と今月の国際親善試合で対戦したブラジル代表は、今年のカタール・ワールドカップ(W杯)で史上最多記録を更新する6回目の優勝を狙っている。2002年日韓W杯の優勝メンバーであり、左足から悪魔のような強烈なシュートを放ったことで知られるロベルト・カルロス氏は「今、優勝する時が訪れたと思う」と、W杯制覇への期待を語った。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 ロベルト・カルロス氏は、現役時代にイタリア・セリエAのインテルやスペインの強豪レアル・マドリードなどで活躍。キャノン砲のような左足シュートと、上下動の運動量でブラジル代表でも不動の左サイドバックとして知られた。

 そのロベルト・カルロス氏は「最も重要なことは、ブラジル代表は偉大なチームを手にしているということだ。いま、最新の優勝記念写真は僕たちのもの(2002年日韓W杯)だ。W杯を優勝することもプレーすることも簡単ではないけれども、私はとても楽観的に見ている」と、現在のチームにポジティブな印象があると話している。

 その根拠の1つに、現代サッカーの中心である欧州における評価の高さを語った。

「代表チームは素晴らしい時期にある。ヨーロッパの新聞はブラジル代表を優勝候補の1つにしている。これは重要なファクターだ。この前、ルイス・エンリケ(スペイン代表監督)が『どの代表監督に聞いたとしても、ブラジル代表は4つの優勝候補の中に挙がる』と。良い準備さえできれば、ブラジルはトロフィーを奪還できるだろう」

 そのうえで、かつての名サイドバックは「僕らの優勝から後の時代は、ブラジル代表は良い試合をしていたけれども、僕らの時のレベルには達していなかった。今、優勝する時が訪れたと思う。ブラジル人にとって今回のW杯はとても重要であり、特別なものだ。代表チームは素晴らしい時期にある」と語った。

 南米予選をぶっちぎりで突破し、FIFAランキング1位も奪還したカナリア軍団は再び世界一の座に返り咲くことができるのか。その期待は大きくなっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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