バルサを襲う想定外の“GK危機” 守護神ブラーボが18億円でマンC移籍合意か

テア・シュテーゲンは負傷で6週間の離脱

 しかし、バルサにとっては開幕を前にGKが危機的状況になることを意味している。ブラーボと激しい競争を繰り広げたドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは、スーパー杯前の練習で左ひざのじん帯を痛めて全治6週間の診断を受けた。そのため、スーパー杯第1戦ではカンテラ出身で長年バルサBに所属した27歳のGKジョルディ・マシップをベンチ入りさせる状況となった。

 昨季までの2シーズン、正守護神の座を争った二人を移籍と負傷で失うことになれば、序盤戦のバルサは昨季まで第3GKのマシップがゴールマウスに立つこととなる。スーパー杯第1戦ではフランス代表DFジェレミー・マテュー、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが負傷交代するなど開幕前に暗雲が漂っているが、昨季リーガ王者はこの危機を乗り越えスタートダッシュを決められるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング