英雄ファン・ペルシー、新生ユナイテッドのコーチ就任に断り 古巣帰還を拒んだ理由は?

かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したファン・ペルシー【写真:Getty Images】
かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したファン・ペルシー【写真:Getty Images】

ハフ新監督からアシスタントコーチとして勧誘も打診に断り

 元オランダ代表で、2度のプレミアリーグ得点王に輝いたロビン・ファン・ペルシー氏が古巣マンチェスター・ユナイテッドからのコーチ就任の打診を断っていたと英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

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 38歳のファン・ペルシー氏はオランダのフェイエノールトでプロデビューを飾ると、その後にイングランドのアーセナルとユナイテッド、トルコのフェネルバフチェと渡り歩き、最後は再びフェイエノールトに戻って現役生活を終えた。現在はフェイエノールトでトップチームとユース年代のコーチを務めている。

 記事によれば、来季からユナイテッドで指揮を執るオランダ人のエリック・テン・ハフ新監督はファン・ペルシー氏をアシスタントコーチとして勧誘したものの、打診は断られたという。ミッチェル・ファン・デル・ガーグ、スティーブ・マクラーレンの2人がアシスタントコーチに決まったが、第一候補はユナイテッドでプレミアリーグ得点王にも輝いた経歴を持つファン・ペルシー氏だったようだ。

 しかし、ファン・ペルシー氏の15歳の息子シャキールが下部組織でプレーするフェイエノールトに残ることを選んだ。娘もオランダでの暮らしに馴染んでいることもあり、家族の存在が決断に影響を及ぼしたとされている。自身が現役時代にロンドンで何度も引っ越しを経験し、その後にマンチェスターやイスタンブールなど各地を転々とする生活をしていたこともあり、「今、子供たちにとっていいのは何かを考えた結果、定住することがいいと感じた」と話している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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