0-1で敗戦となったブラジル戦を読者が評価

　日本代表は6月6日、改装後では初となる国立競技場で行われたキリンチャレンジカップ・ブラジル戦に0-1で敗北を喫した。「FOOTBALL ZONE」ではブラジル戦独自アンケート調査を実施したなか、「試合内容」に関して「スコア以上の高い壁」「攻撃が弱すぎた」と厳しい声が挙がった。

　ブラジルは対日本戦4試合連続ゴールのFWネイマール（パリ・サンジェルマン）や、若きアタッカーFWヴィニシウス（レアル・マドリード）など豪華スタメンを起用。日本はブラジルのハイプレスを受けて苦しみ、GK権田修一を始め守備陣が耐え忍ぶ時間が続いた。

　迎えた後半32分、MF遠藤航のプレーがペナルティーキック（PK）の判定となり、このPKをネイマールが冷静に決めてついに日本は先制を許す。後半途中から出場したMF三笘薫が仕掛ける場面など、終盤にいくつかチャンスは作ったものの、最後までブラジルゴールに迫ることができずこのまま0-1で敗戦。サッカー王国を相手に歴史的な初勝利を挙げることはできなかった。

　この結果にはファンから「攻撃が弱すぎた」「点を決められなければ勝つことはできない」と強豪国との差や、日本の“攻撃面”に対しての物足りなさを痛感する声が多数届いている。ベテランの長友佑都、キャプテン吉田麻也、何度も好セーブを見せた権田らを中心とした守備陣の奮闘はポジティブな点だが、控えるカタール・ワールドカップ（W杯）に向けて課題が浮き彫りとなった試合となった。

　以下、届いた読者の声の一部を紹介する。

「結果的には普通にマシだけど、攻撃が弱すぎた」―サワ さん―

「カウンターの戦術は全員理解しているのか」―さわ さん―

「力の差が歴然」―りょーちん さん―

「結果こそ0-1の惜敗だが、内容は終始押され気味で、少ないチャンスも活かすことが出来ないのが世界との大きな差だと感じた。耐えられても点を決められなければ勝つことはできない。少ないチャンスをどうものにするかを考えた戦術も必要。」―さくもん さん―

「雨の影響もあったか、そこまで見所のある試合ではなかったように感じた 当然だがブラジル選手達のモチベーションも高くは見えなかった」―すなっく さん―

「点数以上にレベルの差がありすぎる。 本大会はもっと差を痛感する事になりそう」―サイモン さん―

「三笘と伊東純也同時起用で見たかった！」―ブッフバルト さん―

「スコア以上の高い壁を感じました」―エダ さん―

「何も出来なかったの一言。1失点で済んだから良かったものの、枠内シュートに関しては0。これでどうやって強豪国に勝つことができるのか。 特に日本はDFからのビルドアップが非常に酷い。パスミスしてカウンターくらって失点しかしていない。大量失点して、何点か得点する方がまだマシなレベル。もちろん、圧倒的に攻め込まれる時間帯が多いのは分かっていたものの、攻撃に移るチャンスはいくつもあった。 ブラジルの守備にスキがないのももちろんあるが、そんなことは強豪国と戦う上で当たり前のこと。積極的にシュートをしたのは古橋の1本のみ。ワールドカップでは、ドイツ、スペインと強豪国との対戦が決まっている。この結果に満足してる国民が大半だが、選手が満足してる様じゃワールドカップなんか勝てるわけがない」―いも さん―