「冗談でしょ?」 倒れたネイマールにイエローカード、日本戦の“疑惑ジャッジ”一部始終 「奇妙」「なぜ?」と母国ファン驚き

ブラジルのネイマールへの判定に疑問視【写真:高橋 学】
ブラジルのネイマールへの判定に疑問視【写真:高橋 学】

DF中山雄太とFWネイマールが球際で激しい攻防

 ブラジル代表は6月6日に国立競技場で行われた日本代表戦で1-0と辛勝した。エースFWネイマール(パリ・サンジェルマン)が決勝ゴールとなるPKを沈めた一方、後半にイエローカードを提示されたシーンに母国メディアが注目し、「奇妙なイエローカード」「なぜ?」「冗談でしょ?」と話題を呼んでいる。

 2日の韓国戦(5-1)でPKにより2ゴールを挙げていたネイマールは日本戦でもスタメン出場。開始2分、FWヴィニシウス・ジュニオールがペナルティーエリア手前の左から横パスし、ゴール中央でボールを受けたネイマールが日本ゴールに背を向けた状態から意表を突いたヒールパスを通してビッグチャンスを演出した。そんなネイマールに対して、日本は球際で自由にさせない守備を見せ、時にファウルで食い止めていく。

 時折、不満の表情を覗かせたネイマールだったが、その後も攻撃に絡みながらチャンスを創出。後半30分にはFWリシャルリソンが倒されてPKを獲得し、これをネイマールが決めて先制ゴールを奪った。注目を集めているのは同35分のシーンだ。

 日本の左ライン際でDF中山雄太がボールを持ち、サイドを駆け上がろうとドリブルを開始。対峙したネイマールが対応したなか、球際で激しい攻防を見せ、最後はネイマールの身体が宙に浮いた状態でピッチに倒れた。その直後、主審は中山ではなく、ピッチに倒れたネイマールに対してイエローカードを提示し、ブラジルの選手たちは「なぜ?」というジェスチャーを見せている。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、映像付きでこのシーンを紹介。ネイマールが先に手を伸ばして中山のユニフォームを引っ張っている一方、直後に反応した中山の手がネイマールの首元に伸びており、そのままピッチに倒れる一部始終が収録されている。

 ブラジルのファンからは「なぜ主審はネイマールにカードを提示したの?」「日本の選手が引っ張っていた」「奇妙なイエローカード」「カードを受けてネイマールも驚いている」「冗談でしょ?」など驚きの声が上がっており、疑惑のジャッジとして注目を集めていた。

【読者アンケート】日本代表@ブラジル戦

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