ドルトムント香川が独スーパー杯先発も得点に絡めず バイエルンが2-0で4季ぶり5度目の制覇

トップ下で先発フル出場も王者の守備を崩せず

 ドイツ・スーパーカップが14日(日本時間15日)に行われ、昨季の二冠王者バイエルン・ミュンヘンと日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが対戦。後半に2点を奪ったバイエルンが2-0で貫禄の勝利を収めた。香川真司はトップ下として先発フル出場し、特に前半は躍動したが得点には絡めなかった。

 ドルトムントは注目の新加入MFゲッツェやFWシュールレらがベンチスタートとなり、中盤はバイエルンから獲得したMFローデとMFカストロのダブルボランチに香川がトップ下に入った。ドルトムントからバイエルンに移籍したDFフンメルスも先発出場。試合会場がドルトムントの本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクということもあり、前主将にはスタンドから大ブーイングが送られた。

 前半7分に香川、続く8分にFWオーバメヤンが立て続けにエリア内に侵入するなど、序盤はドルトムントのペースで試合が進んだ。

 同27分にはドルトムントのDFパスラックとバイエルンMFリベリーの競り合いから両者ヒートアップする場面も見られた。同38分にゴール前でフリーとなったMFビダルがヘディングで狙うも、GKビュルキが至近距離からのシュートに鋭い反応を見せてピンチを凌ぐなど、スコアレスのまま後半に突入した。

 

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